新年度が始まりました。
本年度の第一例会は 7月生まれの団秀和会員のご挨拶で始まりました。
委員会報告としては、7月30日に開催される納涼家族例会についての説明と参加のお願いが志田親睦委員長からありました。今回はクルーズです!
直前会長と直前幹事に新会長から感謝をこめて記念品をお贈りしました。
阪本 豊起会長の就任のご挨拶と運営方針は下記の通りです。
1 7月1日から来年の6月30日まで会長を務めることになりました。
任期は1年間は約束されておりますので、任期中は安心して精一杯その職を務めたいと思っておりますので、1年間は暖かくご支援ください。
私は、このクラブは、ここ10年ほどの間に、会員どうしの一体感が薄くなってしまい、クラブの活動に対する会員の関心が薄れてしまっているように感じています。
その原因として次のような点が挙げられます。
①阪神大震災の被災でRCの活動に取り組みにくい状況になり、運営を担当
する会員は、他の会員に負担をかけまいと気を遣い、会員のみんなを巻き込
むことに遠慮がちであった。
②米谷ガバナー年度でRCの活動に対する情熱が燃え尽きた。
③会員の事業における経済的・構造的な環境の変化
その結果、会員も94年6月のピークの100人から現在は65名に減少
しています。(チャーターメンバーが43名、5年目の時点で80名でした)
私自身もロータリー活動を続けていくなら遣り甲斐のあるクラブにしていかないとお金と時間をかけてやる意味がないと思い定めています。
2 会長テーマは「奉仕の機会を実践に」とさせて頂きました。この言葉で会員の皆様に1年間呼びかけていきます。
2011-12年度のRIの会長は、インドのカネヤン・バネルジーという人ですが、RIのテーマは「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」です。震災時のACのコマーシャルで有名になったのは「思いを形に」でした。私は、堅い言葉でしかあらわせませんでしたが、同じことを言っていると理解してください。
とにかくクラブの会員である限り、クラブの活動に参加してくださいと訴えたいと思います。クラブの仲間に思いやりがあるなら、クラブの仲間が一生懸命やろうとしている事業に興味をもって参加してください。これが「思いやりを形にする」ということです。
そしてクラブの活動に心から参加したいと思うためには、やはり「ロータリークラブの存在意義を再確認」しなければなりませんので、この言葉を 今年度の基本方針とさせて頂きました。
私自身はロータリーは自分のなかで利己と利他の調和を実現しようとする
人生哲学だと思っています。そしてロータリークラブは奉仕の理念を学ぶ道場だと思っております。この理念が今まで自分自身を支えてきていて無事に、今日を迎えられたと思いますので何度も退会を思いとどまりました。そしてクラブに帰属する以上、与えられた役割を果たしていくことは当然だと思い命じられた役割は果たしてきました。
私が、クラブの運営にあたって皆様にぜひともお願いしたいのは、
① 理事や役員の方々には、活動の意義づけが全会員に理解できる運営に
心がけてほしいということ
② クラブの活動に会員が積極的に参加し取り組んで頂きたい
ということです。その結果、クラブの内部が充実し、行動力が育成され
よりよいクラブになることを願っております。
3 ここで理事・役員の方の紹介をさせて頂きながら会員の皆様に対して私の
お願いを申しあげます。
① 例会には最優先で出席してください。
例会のプログラムは理事会全体で考えていこうとお願いしたところ様々
な講師の推薦や提案を頂いております。これを伊田例会委員長が委員会を
よく纏めて検討して下さっているので期待して頂けます。
尤SAAが、私の堅さをいかに楽しいものに変えるか悩みながらも充実
した例会になるよう例会全体についてきめ細やかな気配りをしてください
ます。会員の皆様はぜひとも例会への参加で例会を盛り上げてください。
② 親睦委員会では志田委員長が、これで参加者が少なかったらもうお終い
だと熱い思いと危機感をもってファンタジー号による神戸港のクルーズの家族会を準備して頂いております。RI会長の活動方針も奉仕はまず家族奉仕から始めようというものですから、家族も巻き込んで会員の親睦を図っていきたいと思います。みなさんぜひともその思いに答えてください。
③ 東委員長率いる広報会報委員会には毎週の週報発行に加えてホームペー
ジの更新と大変な負担を掛けますが、クラブの活動を会員に知らせるため
の取材・広報活動もお願いしております。原稿の依頼に応じるなど皆さん
の 全面的な御協力をお願いします。
④ 細谷クラブ奉仕委員長には穏やかな人望のお人柄と経験でクラブ奉仕に
直接関わる以上の委員会へのフォローをお願い致します。
⑤ 湯通堂委員長率いる会員増強委員会は、さっそく前年度の中尾会員と井
上会員の入会に力を貸して頂き、頼もしい限りですが、今年度も期待して
おります。会員の皆様は全員で新会員に対するフォローをお願い致します。
⑥ 社会奉仕委員長は福田さん、新世代委員長は大澤さんに率いて頂きます
が、現在形が見えている奉仕事業として両委員会が共催する子供ボクシン
グ教室と、新世代委員会の美しい日本語コンクールコンサートの事業があ
ります。私もこれらの事業には顔を出しておりましたが、わがクラブが誇
る良い事業ですし、同じクラブの仲間が一生懸命取り組んである事業です
から、ぜひとも足をお運び一緒に楽しんでください。
⑦ 国際奉仕委員会は難しい委員会ですが、インドにルーツを持つモハンさ
んに、担当して頂きました。自然体での国際交流を考えて頂けると思いま
すので楽しみにしていてください。
⑧ 団委員長率いる職業奉仕委員会は、ロータリーの原点ともいうべき職業
奉仕について研究されるようです。ロータリーの存在意義を見直すきっか
けになればと期待しております。
⑨ 尾川委員長は米山、佐籐委員長はロータリー財団についてよく御存じで
す。積極的に企画を考えてくださっていますので、この二つのロータリーの
財団について支援をお願い致します。
⑩ ロータリー情報委員会の米谷さんには前年度に引き継いで、新旧会員に
対してロータリアンの自覚を形成するプログラムをお願いします。
⑪ 会計は岡本さんにお願いしておりますが、クラブの活性化のために有効
なお金の使い方を考えて頂きたいと思っております。監査の専門家の中谷
会計監査が控えておられますので、お金を遣いすぎても放漫会計にはなら
ないと思います。
⑫ 松田地区担当理事は石丸ガバナーを支えて実質的にわがクラブのメンバ
ーが運営するガバナー事務所と連携する役割を果たされます。
⑬ 和田要さんには直前会長として、内藤さんには次年度会長として御指導
をお願いします。
⑭ 飯田副幹事、中村副SAAは次年度の幹事、SAAですが、今年度の事
業もよろしくお手伝いください。
⑮ 平岡さんは幹事としてクラブ運営の要になる立場ですが、今年度は石丸
ガバナーを支える体制づくりも必要ですので、今年の久野ガバナー事務所
の動きや他のクラブなどに関する情報にも明るく安心してお任せします。
とにかく一生懸命鐘を打ちますので、その友情に答えて鐘を打ち返してくだ
さい。思いを心に秘めたまま無視する態度はとらないでください。
会員の皆様の神戸南RCに対する思いがクラブ全体に伝わるようにお願い
して私の就任のあいさつにさせて頂きます。
例会終了後、例会委員会が反省会を開いておられたそうです。
ありがとうございます。これから1年間よろしくお願いいたします。
今週のエコ標語